講師:張 学金
・神奈川県中華料理生活衛生同業組合理事長
・北京食堂(横須賀市東逸見町1-2)店主 |
中国では、餃子といえば、水餃子のことを言い、家庭の味として親しまれています。
正月や祝いの席では、硬貨を入れて、アタリとするなど、宴席を楽しみます。
ご家庭にある材料で、気軽に水餃子を楽しみましょう。
【材料】 約80個分
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皮
・強力粉……………500g
・水…………………300cc
タレ
・ニンニク…………1カケ
・醤油………………適量
・酢または黒酢……適量
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あん
・豚挽き肉……400g
・白菜…………約1kg
・長ねぎ………半本
・ニラ…………ひと束
・水……………100cc
・醤油…………90〜100cc
・ごま油………大さじ4
・生姜…………10g |
【作り方】
Step1.
強力粉500gをボールに入れ、水300ccを少しずつ加えて行き、しゃもじ等で軽くかき混ぜていく。
全体に均一に混ざったら、板などの上に移し、よくこねる。 |
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Step2.
ある程度まとまったら、濡れ布巾(キッチンペーパーでも良い)をかぶせ、10分ほど寝かせる。
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Step3.
さらに練って、きめ細かな、すべすべの状態にする。
※しっかりこねるのが、食感を良くするコツ。 |
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Step4.
まとめたものを棒状に伸ばし、手か道具で直径2cm角に切る。 |
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Step5.
ひとつずつ丁寧に手のひらで平につぶし、麺棒で平に伸ばす。
※左上部をつまみ、手前に回しながら周りを薄く、中央を少し厚めにして、直径8cm位に伸ばす。
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Step1.
豚挽き肉400gをボールに入れ、生姜10gをすって入れる。
※ お好みで、貝柱、エビ、椎茸などの具材を自由に加えてお楽しみ下さい。 |
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Step2.
水100ccを、少しずつ加えながら練って行き、次に醤油90cc〜100ccを、少しずつ加えて、さらに粘りが出るまで良く練る。 |
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Step3.
白菜約1kgを細かく刻んで、湯通しし、冷やした後、水気を良く絞る。
長ネギ、半本、ニラひと束も細かく刻んで、上に加える。 |
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Step4.
ゴマ油大さじ4を入れて、よく混ぜ合わせる。 |
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Step5.
十分に混ぜ合わさり、滑らかな状態になったら出来上がり。 |
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Step1.
大さじすりきり1杯を、伸ばした皮の中央に載せて、上部を右手の親指と人差し指で つまむ。
※具材は、少なめにするのがコツ。 |
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Step2.
左手で左側を押さえ、右手を右側に添え、強く押し包み上げる。
※茹でている時に中身が出ないように、しっかり閉じる。 |
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Step3.
大きめの鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、包み終えた餃子を強火で茹でる。
皮が透き通ってきたら、すくって取り出し、酢醤油などで頂く。 |
<酢醤油の作り方>
すり下ろしたニンニクと醤油3:酢(黒酢)1を合わせます。
割合は、お好みで調節してください。 |
◆作り過ぎたら焼き餃子
中国では、茹で過ぎて余った餃子は、翌日焼き餃子にして食べます。多めに作っておいて、冷凍し、焼き餃子にして食べるのも良いでしょう。
※少々出来が悪くても、気にせず、楽しんで作ることが最大のポイントです。着色料や保存料を使わない、安心・安全で、自然な美味しさを堪能してください。 |
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