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「中華料理は脂っこい」 という先入観をお持ちの方が多いようですが、実際には、植物性の油を使っていますので、決して脂っこいわけではありません。また、その量も、考えるほど多く使っているわけではないのです。 中華料理では、旨みやコクを引き出すために油を 上手く使い、食材の栄養を効率よく吸収させるために活用していますし、使用している食塩の量も少ないので、むしろ、お年寄りや高血圧の方などにもお薦めできるくらいなのです。 中国では、秦の始皇帝以来、不老不死の仙薬を探し続けましたが、それは、やがて、身体に良い食べ物、身体を丈夫にする食べ物、また、その組み合わせという考え方、つまり、「医食同源」という考え方にになって、現代に至っています。 そうした健康と食の追及の中で培われてきた「食のノウハウ」のひとつに、基本となる考え方が「五味」と「四気」があります。 五味とは、文字通り「5つの味」のことです。「五味は五臓を補う」とされています 。
このような考え方を基本に組立て、下の組み合わせで料理するのが原則となっています。 |
医食同源を志す、中華料理のもうひとつの考え方が「四気」、つまり、寒暖を基本とした考え方です。 食材の持つ性質を熟知し、身体にもたらす効果を知った上で調理することが、もうひとつの秘訣です。
下の食物は、身体の調子、病状により、やめた方が良いとされています。
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